音質を良くする方法(減衰器の使用・製作)
音を良くする=音が劣化しない良い部品を使う、は昔から良く言われる所です。
では、音が通る所の部品とは?
  • 1.コード(配線・電線)=RCA接続ケーブル・SP接続ケーブル。
      方法=11.太く短くする。 12.信号レベルを高くする。
  • 2.増幅素子(真空管・TR・FET)。
      方法=良質な製品を使用(高価で・他にも影響するので難しい)。
  • 3.結合器(トランス・コンデンサー)。
      方法=良質な製品を使用(高価で・他にも影響するので難しい)。
  • 4.音量調整器(抵抗切り替え式・VR=スライド式ボリューム)。
      方法=良質な製品を使用(交換する製品が市場に無・物理的にも同等品が無)。
  • 解決方法
    今回は、4.音量調整(VR=スライド式ボリューム)の改善(抵抗切り替え式は除く)。
    AMPの音量VRをどの位の位置でお使いですか? ほとんど25%(時計の9時)位の所(時計の9時)でしょうね?
    劣化を防ぐ為、出来れば80%〜100%(時計の3時〜)で使用したいです。少なくとも50%(時計の12時)で使用したい。
    その為にメインAMPの入力とプリAMPの出力にATT(減衰器)を入れます。
    メインAMPにVRがある場合でも、抵抗ATTで落とした方が、音室が劣化が遙かに少ないです。
    これを使用するとプリAMPのDC漏れが有る場合漏れているDC電圧も同じレベルで減衰されます。
    この方法は、「1.コード(配線・電線)=RCA接続ケーブル12.信号レベルを高くする。」にも効果があります。
良く用いられるT型のアッテネーター回路。
各抵抗値は24系列で近いのを選びます。
減衰率 R1=R3 R2 減衰率 R1=R3 R2 減衰率 R1=R3 R2
3dB 17KΩ 284KΩ 13dB 63KΩ 47KΩ 23dB 87KΩ 14KΩ
6dB 33KΩ 134KΩ 16dB 73KΩ 33KΩ 26dB 90KΩ 10KΩ
10dB 52KΩ 70KΩ 20dB 82KΩ 20KΩ 30dB 94KΩ 6KΩ
24系列表  この数値にx1Ω,x10Ω,x100Ω,x1kΩ,x10kΩ,x100kΩとした数値が標準品です。
1.0 1.1 1.2 1.3 1.5 1.6 1.8 2.0 2.2 2.4 2.7 3.0 3.3 3.6 3.9 4.3 4.7 5.1 5.6 6.2 6.8 7.5 8.2 9.1
1.製作例 2.ついでにDCカットのコンデンサー(1μ)挿入
   機器の出力側に入れる(白い方がメインAMP入力へ行く)
3.カセットケースに入れて製作、上と下に2回路いれた。
32.カセットケースに入れて製作、上蓋をして完成。
4.カセットケースに入れ、アルミホイールでシールド(モノIN−−ステレオOUT)
41.逆イコライザーの製作例、使用抵抗は1%誤差の物。
42.逆イコライザーの製作例
5. 2回路入り製作例
52. 2回路入り製作例、接続端子
53. 2回路入り製作例、内部接続
6. 1回路ハイパスフィルターを入れた製作例(メインAMPとプリAMPに入れるとDC漏れを防ぐ)
62. 1回路ハイパスフィルターを入れた製作例、接続端子
63. 1回路ハイパスフィルターを入れた製作例、内部接続
64. RL2回路を組み込んだ物。
         インピーダンス50KΩ、約20dB(10分の1)減衰。 必用な方は修理時にお求め下さい2000円です。
参考
VRでの音の劣化を防ぐ為、擦動抵抗体の横に抵抗が付けられている高級品
抵抗体を周りに配置し、SWで切り替えている高級品
拡大
接点をずらし、切り替え時のノイズを防止している
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