KENWOOD KT−9900 修理記録
平成17年3月2日到着   18月3日8日返却
A. 修理前の状況
  • オーバーホール修理依頼。

B. 原因
  • 経年劣化。

AE. 修理前点検測定

C. 修理状況
  • RF増幅、、トラッキング、IF回路、MPX回路、修理・調整。
    TR(トランジスター)交換。
    配線手直し、補強。
    半固定VR交換。
    フイルムコンデンサー交換。

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー(オーディオコンデンサー使用)        個。
    TR(トランジスター)                         個。
    フイルムコンデンサー                        個。
    半固定VR 

E. 調整・測定

EE. 周波数・調整・測定

F. 修理費   98,000円    オーバーホール修理。
                        修理費合わず返却。

S. KENWOOD KT−9900 の仕様(マニアル・カタログより)
A. 修理前の状況
A1. 上蓋を取った所。
A2. 上蓋を取った所 シャシはステンレス製
A3A. サポートスポンジが水分を持ち、ステンレス製シャシが錆びた
A3B. 反対側の電源基板裏
A4. 前回の修理の半田付け
AE. 修理前の測定
AE1.<見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZ・1KHZの 変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計、左メータ=L出力、右メータ=R出力
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力
       右=オシロ出力波形 上=R出力、下=L出力
     下オシロ=検波出力波形
     変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受けるレベル
AE2A. FM 感度、RL分離測定調整 R側
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Rのみ変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計=0.6%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大1%レンジ)
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
       右=出力波形 上=R出力、下=L出力
     変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受けるレベル
AE2B. FM 感度、RL分離測定調整 L側
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 400HZの Lのみ変調信号を 30dBで出す、これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計=0.6%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大1%レンジ)
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
       右=出力波形 上=R出力、下=L出力
     変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受けるレベル
AE2A. FM 感度、RL分離測定調整 R側
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 1KHZの Rのみ変調信号を 30dBで出す これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計=0.6%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大1%レンジ)
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
       右=出力波形 上=R出力、下=L出力
     変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受けるレベル
AE2B. FM 感度、RL分離測定調整 L側
     <見方>
     上のFMステレオ信号発信器より 84MHZで 1KHZの Lのみ変調信号を 30dBで出す、これを受信し出力を測定する
     中左=歪み率計=0.6%、左メータ=L出力、右メータ=R出力(最大1%レンジ)
       中=出力電圧測定器、赤針=R出力、黒針=L出力(最大3Vレンジ)
       右=出力波形 上=R出力、下=L出力
     変調信号を30dB=実際の受信では、最低限のレベルで外来ノイズを受けるレベル
C. 修理状況
C1A. 修理前 電源基板
C1C. 修理前 電源基板裏
C2A. 修理前 フューズ基板
C2C. 修理前 フューズ基板裏  
C3A. 修理前 RF−MIX基板
C4A. 修理前 IF基板
C5A. 修理前 MPX基板
C5C. 修理前 MPX基板裏  
C6A. 修理前 DDL基板
C7A. 修理前 PulseCounter基板
C7C. 修理前 PulseCounter基板裏
S. KENWOOD KT−9900 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 FMチューナー KT−9900
受信周波数範囲 76MHz〜90MHz
アンテナインピーダンス(A,B2系統) 300Ω平衡  75Ω不平衡
感度 (75Ω) 
    (300Ω)
10.8dBf(新IHF) 0.95μV(IHF) 
10.8dBf(新IHF)
SN比50dB感度(75Ω) MONO=15.8dBf(新IHF)/1.7μV(IHF) 
STEREO=37.2dBf(新IHF)/20μV(IHF) 
ひずみ率          WIDE    100Hz    0.02%(MONO)  0.06%(STEREO)
        1kHz     0.03%(MONO)  0.04%(STEREO)
        6kHz     0.05%(MONO)  0.07%(STEREO)
        15kHz    0.03%(MONO) 0.25%(STEREO)
      50Hz〜10kHz 0.05%(MONO)  0.09%(STEREO)
NORMAL 100Hz     0.02%(MONO)   0.1%(STEREO)
        1kHz     0.06%(MONO)   0.09%(STEREO)
        6kHz     0.15%(MONO)   0.15%(STEREO)
        15kHz    0.03%(MONO)    0.4%(STEREO)
      50Hz〜10kHz 0.15%(MONO)  0.12%(STEREO)
NARROW 100Hz    0.02%(MONO)     0.2%(STEREO)
        1kHz       0.4%(MONO)     0.2%(STEREO)
        6kHz     0.15%(MONO) 0.15%(STEREO)
        15kHz    0.03%(MONO)    0.9%(STEREO)
      50Hz〜10kHz   0.4%(MONO) 0.25%(STEREO)
SN比  (100%変調1mV入力) MONO=90dB
STEREO=84dB
キャプチャーレシオ WIDE=0.8dB、 NORMAL=1.0dB、 NARROW=1.5dB
選択度(IHF) NARROW 60dB(±300kHz) 
NORMAL  60dB 
WIDE    35dB
ステレオセパレーション 
  
WIDE     1kHz        60dB 
         50Hz〜10kHz   50dB 
         15kHz       40dB 
NORMAL   1kHz        55dB  
         50Hz〜10kHz   45dB 
         15kHz       38dB 
NARROW  1kHz         50dB 
         50Hz〜10kHz   40dB 
         15kHz        33dB
周波数特性 10Hz〜16kHz、  +0.2dB −0.5dB
イメージ妨害比   125dB
IF妨害比       125dB
スプリアス妨害比  125dB
AM抑圧比 70dB
サブキャリア抑圧比  73dB 
レックキャリブレーション 440Hz 50%変調
出力レベル & 出力インピーダンス
      (FM 1kHz 100%変調)
FIXED= 0.75V/60Ω
VARIABLE= 0〜1.5V/60Ω
マルチパス出力 垂直出力=0.01V/10kΩ 
水平出力= 0.5V/3kΩ
電源電圧・電源周波数 100V  50Hz/60Hz
定格消費電力 50W (電気用品取締法に基づく表示)
最大外形寸法 約460mm(W)×161mm(H)×463mm(D)
重量 約15kg
価格 ¥200,000(1978年発売)
                       kt9900-k
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