Sansui AU−X1111MOS VINTAGE. 4台目 修理記録 
 平成19年4月20日到着   5月15日完了
注意 このAMPはSP出力の線(アース側)も増幅しています。
    アースに接続してはいけません。RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません
    又、DC−入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=詳しくはここ参照

    終段FET(電解トランジスター)を、現在の高性能に交換してありますので、出力が1.3倍出ますので注意して使用する事
A. 修理前の状況
  • 1.電源を入れるとトランス?からぶーんと音が出たりします。
    2.バランスがおかしいです。 バランスのつまみを右に回すと引っかかるような感触が 感じられます。
    3.右chの音自体も、左に比べて音がやせて聞こえます。

T. 修理前点検測定

B. 原因
  • 経年劣化。

C. 修理状況
  • 調整用半固定VR交換。
    初段FET交換。
    カップリング・コンデンサー交換(BP使用)。
    配線手直し、補強。
    各部、半田補正。
    SP接続リレー交換。
    表示ランプ1部交換。
    終段FET(電解トランジスター)交換。

D. 使用部品
  • 半固定VR                              10個。
    FET(電解トランジスター)                      8個。
    電解コンデンサー(オーディオコンデンサー使用)      89個。
    SP接続リレー                            2個。
    フイルムコンデンサー                       2個。
    表示ランプ                             10個。
    大型コンデンサー                          2個。
    抵抗                                  2個。
    終段FET(電解トランジスター)                 16個。

E. 調整・測定

E. 修理費             160,000円    オーバーホール修理。
                    チューンUPの為に、A1Aの大型コンデンサーを除く電解コンデンサー交換。

S.Sansui AU−X1111MOS VINTAGE の仕様(マニアルより)

A. 修理前の状況
A1A. 点検中 上蓋を取る
A1B. 点検中 清掃後上から見る
A2A. 点検中 下蓋の埃や錆びに注意する
A2B. 点検中 下蓋を取る
A2C. 点検中 清掃後下から見る
T. 修理前・測定
T1. 出力/歪み率測定・調整
    <見方>
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定
   下段中左 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)   下段中右上=周波数計
   上段左端 電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用
   上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
   上段中右 電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用
   上段右端 オシロ=出力波形 上=R出力、下=L出力(実際にはRL電圧計の出力「Max=1V」を観測)
   下段中右上 デジタル電圧計=出力電圧測定RLは切り替えて測定
T1A. R側SP出力=30V=112W 歪率=0.5%(Max1%レンジ) AUX入力 1000HZ
T1B. L側SP出力=30V=112W 歪率=0.8%(Max1%レンジ) AUX入力 1000HZ
T1C. R側SP出力=30V=112W 歪率=0.6%(Max1%レンジ) AUX入力 400HZ
T1D. L側SP出力=30V=112W 歪率=0.8%(Max1%レンジ) AUX入力 400HZ
T2A. R側SP出力=30V=112W 歪率=0.5% MM入力 1000HZ
T2B. L側SP出力=30V=112W 歪率=0.5% MM入力 1000HZ
T2C. R側SP出力=30V=112W 歪率=0.6% MM入力 400HZ
T2D. L側SP出力=30V=112W 歪率=0.7% MM入力 400HZ
C. 修理状況
C1. RL終段ブロック、SP接続リレー&プロテクト基盤、電源基盤を修理中
C11. 修理中 1度もツマミを外した事がないのか? VR軸のライナーが全て付いている。
C1A. 修理前 R側終ブロック
C1B. 修理後 R側終ブロック
C1C. 修理前 R側終段基板
C1C1. 修理中 R側終段基板。 電解コンデンサー接着剤が抵抗のリード線を腐食している、気長に落とす。
C1D. 修理後 R側終段基板  初段FET(電解トランジスタ−)2個、半固定VR3個、電解コンデンサー17個交換
                      カップリング電解コンデンサーはバイポーラー電解コンデンサーに交換したので個数減少
C1E. 修理前 R側終段基板裏
C1E1. 修理中 R側終段基板裏 半田不良ヶ所1
C1E2. 修理後 R側終段基盤裏 半田不良ヶ所2
C1F. 修理後(半田補正) R側終段基板裏  全ての半田をやり修す 
C1G. 修理後 R側終段基板裏  不要なフラックスを取る
C1H. 完成R側終段基板裏 洗浄後
C1I. 修理前 R側終段FET(電解トランジスター)
C1J. 修理後 R側終段FET(電解トランジスター)、8個交換
C2A. 修理前 L側終ブロック
C2B. 修理後 L側終ブロック
C2C. 修理前 L側終段基板
C2C1. 修理中 L側終段基板。 電解コンデンサー接着剤が抵抗のリード線を腐食している、気長に落とす。
C2D. 修理後 L側終段基板  初段FET(電解トランジスタ−)2個、半固定VR3個、電解コンデンサー17個交換
                      カップリング電解コンデンサーはバイポーラー電解コンデンサーに交換したので個数減少
C2E. 修理前 L側終段基板裏
C2E1. 修理中 L側終段基板裏 半田不良ヶ所1
C2E2. 修理中 L側終段基板裏 半田不良ヶ所2
C2F. 修理後(半田補正) L側終段基板裏  全ての半田をやり修す 
C2G. 修理後 L側終段基板裏  不要なフラックスを取る
C2H. 完成L側終段基板裏 洗浄後
C2I. 修理前 L側終段FET(電解トランジスター)
C2J. 修理後 L側終段FET(電解トランジスター)、8個交換
C3A. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板
C3B. 修理中 SP接続リレー比較 左=付いていた接点容量7A=8Ω出力だと392W定格
                           右=交換する接点容量10A=8Ω出力だと800W定格
C3C. 修理後 SP接続リレー&プロテクト基板 SP接続リレー2個、電解コンデンサー14個交換
C3D. 修理前 SP接続リレー&プロテクト基板裏
C3D−1. 修理中 SP接続リレー&プロテクト基板裏、 半田不良予備軍
C3D−2. 修理中 SP接続リレー&プロテクト基板裏、 
               固定されていない中型TR(トランジスター)の足は半田不良になりやすい。
C3D−3. 修理後 SP接続リレー&プロテクト基板裏、 半田面積を広げる
C3E. 修理後(半田補正) SP接続リレー&プロテクト基板裏  全ての半田をやり修す 
C3F. 修理後 SP接続リレー&プロテクト基板裏修理後。 不要なフラックスを取る
C3G. 完成SP接続リレー&プロテクト基板裏 洗浄後
C3H. 修理前 SP接続端子SP接続端子 肉薄なので割れやすい
           LV−109修理記録 C8A. 修理前 SP接続端子基盤 参考
C3I. 修理後 SP接続端子 太い線を付けられるので、補強しておく。 取り付けビス受けの補強
C3J. 修理後 SP接続端子 太い線を付けられるので、補強しておく。ターミナル・ベースの補強
C4A. 修理前 電源基板
C4B. 修理後 電源基板 電解コンデンサー8個交換
C4C. 修理前 電源基板裏
C4C1. 修理中 電源基板裏、 半田不良予備軍
C4C2. 修理中 電源基板裏、 線の曲げ方向が悪い!
C4D. 修理後(半田補正) 電源基板裏 全ての半田をやり修す
C4E. 修理後 電源基板裏。 不要なフラックスを取る
C4F. 完成電源基板裏 洗浄後
C5A. 修理前 大型電解コンデンサー
C5B. 修理後 大型電解コンデンサー、電解コンデンサー2個追加
C6A. 修理前 EQ・Video SW基板
C6B. 修理後 EQ・Video SW基板 音が通る結合(カップリング)コンデンサーは、BPコンデンサーに交換したので2個→1個
            電解コンデンサー23個、FET(電界トランジスタ−)2個交換
C6C. 修理前 EQ・Video SW基板裏
C6D. 修理後(半田補正)後 EQ・Video SW基板裏  全ての半田をやり修す
C6E. 完成EQ・Video SW基板裏 洗浄後
C6F. 組付け後EQ・Video SW基板裏
C6F. 修理前 EQ基板・Video SWのRCA端子
C6G. 修理後 EQ基板・Video SWのRCA端子、ホット・ボンドで補強する
C7. 修理中 各種RCA端子は不挿入時、短絡SW付きの為、補強出来ず
C7A. 修理前 Phono・CD・Tuner・Line入力RCA端子基板裏
C7B. 修理(ハンダ補正)後 Phono・CD・Tuner・Line入力RCA端子基板裏 全ての半田をやり修す
C7C. 完成Phono・CD・Tuner・Line入力RCA端子基板裏 洗浄後
C7D. 修理前 PowerAMP−DirectRCA入力端子基板裏 ・Processor入出力RCA端子基板裏
C7E. 修理(ハンダ補正)後 PowerAMP−Direct入力RCA端子基板裏 ・Processor入出力RCA端子基板裏 全ての半田をやり修す
C7F. 完成PowerAMP−DirectRCA入力端子基板裏 ・Processor入出力RCA端子基板裏 洗浄後
C7G. 修理前 PowerAMP−Direct入力XLR(キャノン)端子
C7H. 修理(半田補正)後 PowerAMP−Direct入力XLR(キャノン)端子
C8. 修理中 前パネルを取り修理中
C8A. 修理前 Control基板
C8B. 修理後 Control基板 初段FET(電解トランジスター)2個、半固定VR2個、電解コンデンサー8個交換
C8C. 修理前 Control基板裏
C8C1. 修理中 Control基板裏、 電解コンデンサーの足幅が異なるので、穴開けする
C8C2. 修理中 Control基板裏、 電解コンデンサーの足幅が異なるので、穴開けする2
C8D. 修理(半田補正)後 Control基板裏 全ての半田をやり修す
C8E. 完成Control基板裏 洗浄後
C9A. 修理前 MasterVR基板、Processor・MuttingSW基板 (VR=Volume、SW=Switch)
C9B. 修理前 MasterVR基板、Processor・MuttingSW基板裏
C9C. 修理後(半田補正) MasterVR基板、Processor・MuttingSW基板裏 全ての半田をやり修す
C9D. 完成MasterVR基板、Processor・MuttingSW基板裏 洗浄後
C9E. 修理中 MasterVR洗浄
CAA. 修理前 入力切替SW基板
CAC. 修理前 入力切替SW基板裏
CAD. 修理後(半田補正)  入力切替SW基板裏 全ての半田をやり修す
CAE. 完成 入力切替SW基板裏 洗浄後
CBA. 修理前 TAPE入力切替SW基板(TAPE1・2・3、DAT/Video、Subsonic)
CBB. 修理前 TAPE入力切替SW基板裏
CBC. 修理後(半田補正) TAPE入力切替SW基板裏
CBD. 完成 TAPE入力切替SW基板裏 洗浄後
CCA. 修理前 PowerAMPDirectSW基板
CCB. 修理前 PowerAMPDirectSW基板裏
CCC. 修理(半田補正)後 PowerAMPDirectSW修理裏 抵抗2個追加
CCD. 完成PowerAMPDirectSW基板裏 洗浄後
CDA. 修理前 SpeakersSW基板、PowerONLED基板
CDB. 修理後 SpeakersSW基板、PowerONLED基板 電解コンデンサー1個交換
CDC. 修理前 SpeakersSW基板裏、PowerONLED基板裏
CDD. 修理後(半田補正) SpeakersSW基板裏、PowerONLED基板裏SW基板裏
CDE. 完成SpeakersSW基板裏、PowerONLED基板裏 洗浄後
CEA. 修理前 RecSelectorSW基板、Line2SW基板
CEB. 修理前 RecSelectorSW基板裏、Line2SW基板裏
CEC. 修理後(半田補正) RecSelectorSW基板裏、Line2SW基板裏
CED. 完成RecSelectorSW基板裏、Line2SW基板裏 洗浄後
CFA. 修理前 パネルイルミネーション基板
CFB. 修理後 パネルイルミネーション基板 ランプ5個交換
CFC. 修理前 パネルイルミネーション基板裏
CFD. 修理後(半田補正)  パネルイルミネーション基板裏
CFE. 完成 パネルイルミネーション基板裏 洗浄後
CGA. パネル清掃 合わせパネルなのでウエスに洗剤を付けて拭く
CGB. ツマミ清掃
CGC. 清掃前側板、綺麗です
CGD. 清掃後側板
CHA. 交換部品
CHB. 交換部品。 下のビニールが剥けた電解コンデンサー、左のと比較すると良く解る。
CIA. 修理前 上から
CIB. 修理後 上から
CIC. 修理前 下から
CID. 修理後 下から
CIE. 完成
E. 測定・調整
E1.出力・歪み率測定・調整
    <見方>
   下左オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、SPからの出力を測定
   下中オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)   下右上=周波数計
   上左端電圧計=L側SP出力電圧測定、黒針のみ使用
   上中左歪み率計=SP出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
   上中右=R側SP出力電圧測定、赤針のみ使用
   上右端オシロ=SP出力波形 上=R出力、下=L出力
   下中右上デジタル電圧計=SP出力電圧測定RLは切り替えて測定
E2A. 出力・歪み率測定・調整  R−SP出力=34V=144W 歪み率0.02% at=1000HZ AUX端子入力
E2B. 出力・歪み率測定・調整  L−SP出力=34V=144W 歪み率0.02% at=1000HZ AUX端子入力
E2C. 出力・歪み率測定・調整  R−SP出力=34V=144W 歪み率0.02% at=400HZ AUX端子入力
E2D. 出力・歪み率測定・調整  L−SP出力=34V=144W 歪み率0.02% at=400HZ AUX端子入力
E3A. 出力.歪み率測定・調整  R−SP出力=34V=144W 歪み率0.02% at=1000HZ MM端子入力
E3B. 出力.歪み率測定・調整  L−SP出力=34V=144W 歪み率0.02% at=1000HZ MM端子入力
E3C. 出力.歪み率測定・調整  R−SP出力=34V=144W 歪み率0.02% at=400HZ MM端子入力
E3D. 出力.歪み率測定・調整  L−SP出力=34V=144W 歪み率0.02% at=400HZ MM端子入力
E4. 24時間エージング。
S. Sansui AU−X1111MOS VINTAGE の仕様(マニアルより)
型式 マスターインテグレーテッドアンプ AU−X1111MOS VINTAGE
パワーアンプ部
実効出力(10Hz〜20kHz、両ch動作) 150W+150W(6Ω負荷)
110W+110W(8Ω負荷)
ダイナミックパワー 320W+320W(2Ω負荷)
240W+240W(4Ω負荷)
190W+190W(6Ω負荷)
全高調波歪率(10Hz〜20kHz、実効出力時) 0.008%(8Ω負荷)
混変調歪率(60Hz:7kHz=4:1、SMPTE) 0.008%(8Ω負荷)
ダンピングファクター 200(8Ω負荷)
周波数特性(1W出力時) DC〜300kHz(+0dB、-3dB)
入力感度/入力インピーダンス(1kHz) 1V(5kΩ)
SN比(Aネットワーク) 115dB以上
エンベロープ歪 測定限界値以下
TIM歪(SAWTOOTH) 測定限界値以下
スルーレイト ±150V/μsec(8Ω)
ライズタイム 0.5μsec
ヘッドホン出力 400mW(33Ω)
負荷インピーダンス 4〜16Ω
プリアンプ部
入力感度/入力インピーダンス(1kHz) Phono MM:2.0mV/47kΩ
Tuner、CD、Tape Play 1、2、3、Line1、2:150mV/47kΩ
最大許容入力 Phono MM:200mV(1kHz)
出力電圧(1kHz) Tape Rec(PIN):150mV/47kΩ
出力インピーダンス(1kHz) Tape Rec(PIN):600Ω以上
SN比(Aネットワーク) Phono MM:88dB以上
Tuner、CD、Tape Play1、2、3、Line1、2:110dB以上
サブソニック・フィルター 16Hz(-3dB、6dB/oct)
プレゼンス(Volume -40dB) +2dB(200Hz)
オーディオ・ミューティング -20dB
その他
定格消費電力(電気用品取締法) 350W
外形寸法 幅470×高さ178×奥行486mm
重量 35.1kg
価格 40万円 1988年
                         x1111-4-3v
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