| Sansui AU−907F 修理記録 | 
    
      | 平成13年9月10日 | 
    
      | A. 修理前の状況 
    AUD907Fが今年とうとう演奏中に大音量のノイズとともに音が消えました.VR類などはたいしたガリもありませんでした。
 SP端子の樹脂がもろけ取れています。
 電源投入時「ガリガリ」という音が出る。
 時々片チャンネルしか出なくなる。
 
 B. 原因
 メインAMPのTR(トランジスター)劣化
 フラットAMP、イコライザーAMPのTR(トランジスター)の劣化
 SP接続リレーの劣化
 
 C. 修理状況
 メインAMPのTR(トランジスター)交換
 フラットAMPのTR(トランジスター)個交換、
 イコライザーAMPのTR(トランジスター)、FET(電界効果トランジスター)交換
 SP接続リレー交換
 SP接続端子交換
 配線手直し、補強
 経年劣化による各部ハンダ補正
 
 D. 使用部品
 バランス、バイアス調整用 半固定VR    4個
 フラットAMP、イコライザーAMP TR(トランジスター) 18個
 FET(電界効果トランジスター)4個
 コンデンサー  4個
 SP接続リレー
 SP接続(新品)
 
 E. 修理費  20,500円    通常修理。
 
 
 
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      | 1.後ろ上から見た全体 | 
    
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      | 2.破損しているSP取り付けコネクター、この下と直ぐ下(写真で見える)にSP接続用リレ−が有る | 
    
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      | 3.真っ黒な接点のSP接続用リレー | 
    
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      | 4.SP接続端子、SP接続リレー交換中。 | 
    
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      | 5.ハンダは十分盛る。 | 
    
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      | 6.ドライブ基板のTR(トランジスター)、半固定VRを交換し、前面パネル取り付ける。 | 
    
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      | 7.コントロール基板のTR(トランジスター)、FET交換。 右=907シリーズの重装備の一つイコライザー基板のTR(トランジスター)、FET交換。
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      | 8.終段TR(トランジスター)バイアス、バランス調整。 | 
    
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      | 9.コントロール回路の調整。 | 
    
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      | 10.イコライザー回路の調整。 | 
    
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      | 11.仲良く3台 12時間エージング。 左=兄貴分のBA−3000 、右=Sonyの ICF6800 3台並び、過去の辛さや、喜びを、言い合っているかも?
 明日はそれぞれ、離ればなれになる身、つかの間の安らぎを楽しんでいる。
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