Marantz 500. 2台目修理記録
平成18年2月17日到着  平成19年7月8日返却
A. 修理前の状況
  • 現在、片チャンネルが死ん でいます。
    地元で修理をしていただいたのですが、半年ぐらい は元気に鳴っていました。
    同じ所に修理に出そうかとも思いま したが、前回交換された部品が梱包されていましたが、大きめ のコンデンサーとか
    トランジスターは交換されていないようで した。
    貴殿のHPを見ますと、コンデンサーやトランジスター まで交換してあります。
    「Marantz 500」が故障したので 、McIntoshMC2255を入手しました。
    しかし、この アンプは私のSP(JBLアルニコ)に合いません。
    「Marantz 500」を修理した方がいい音がするのではないかと思っ ています。
    LPレコードは「Marantz 7T+300B」です 。CD用に「Marantz 3300+500」でいきたいので す。

B. 症状、原因

C. 修理状況

  • 終段TR(トランジスター)交換。
    電解コンデンサー交換=オーディオ・コンデンサー(ミューズ)使用。
    配線手直し、補強。
    経年劣化による各部ハンダ補正。

D. 使用部品
  • 終段TR(トランジスター)  5個。
    半固定VR           6個。
    電解コンデンサー     24個。
    フイルムコンデンサー   6個。
    TR(トランジスター)    6個。

F. 修理費   ,000円   オーバーホール修理。
          純正終段TR(トランジスター)入手出来ず、返却。
          ユーザーの希望で、代替えTR(トランジスター)使用不可の為。

S. Marantz Model500 の仕様(マニアル・カタログより)

  
A. 修理前の状況
A1. 点検中 上から見る 定格出力250W8Ω/250W8Ω 大きい電解コンデンサー使用、容量は21000μ×4個
A2. 点検中 下から
A3. 点検中 放熱器を止めるシャシのネジ8本無し、インチネジなので、探すの大変!
A4. 点検中 下のRドライブ基板とLドライブ基板のバージョンが異なる? 又、新しい修理の形跡も無い 
A5. 点検中 L側終段TR(トランジスター)、交換の形跡あり、赤×印の5個が焼損・短絡
C. 修理状況
C1A.修理前  R側終段基板
C4A. 修理前 L側終段TR(トランジスター)
C5A. 修理前 R側ドライバー基板
C5C. 修理後 R側ドライバー基板裏
C6A. 修理前 L側ドライバー基板
C6C. 修理前 L側ドライバー基板裏
S. Marantz Model500 の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 ステレオパワーアンプ Model 500
出力 8Ω(定格出力時、両ch、20Hz〜20kHz)=500W(250W+250W)、Typically 600W
全高調波歪率 0.05%以下(20Hz〜20000Hz、両チャネル駆動時、定格出力時)
混変調歪率 0.05%以下(定格出力時、両ch、SMPTE)
周波数特性 20Hz〜20kHz ±0.1dB
パワーバンドウィズ(IHF) 5Hz〜45000Hz(歪み率=0.1%)
入力感度 2.25V for 250W into 8Ω load with Gain Controls fully clockwise.
入力インピーダンス 33kΩ with Gain Controls fully clockwise.
ダンピング・ファクター 400以上
Total Noise better than 106dB below 250W Power(8Ω Load)
Voltage Conversion Special tapped primary allows easy conversion to 110VAC or 220 VAC operation
コントロール Independent front panel Gain Controls and Power Level Selector Switch
外形寸法 幅425mm×高さ171mm×奥行435mm
重量 37.6kg
          500-27
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