Accuphase C−220. 7台目修理記録
平成21年10月14日到着   11月16日完成
寸評。
  • EQ−AMPのみで、このゴッツイ装置です。
    レコードを聴く人はあこがれの機械でしょう。
    メーカー修理不能機器に成ったのは、残念な事です。
A. 修理前の状況
  • オーバーホール修理。

T. 仮修理での測定
  • リレーを交換

B. 原因・現状
  • 経年変化による劣化。

C. 修理状況
  • 全電解コンデンサー交換
    半固定VR交換
    フイルムコンデンサー交換
    リレ−交換
    電源プラグ交換
    電源表示ランプ交換
    DISC1 DISC2 の2入力端子をWBT−0201端子へ交換

D. 使用部品
  • オーディオ用電解コンデンサー       20個(ニチコン・ミューズ使用)
    半固定VR                    7個
    リレー                       6個
    フイルムコンデンサー             8個
    3Pインレットプラグ               1個
    電源表示ランプ
    WBT RCA端子 WBT−0201      2組(定価で工賃込み)

E. 調整・測定

F. 上位測定器による 調整・測定

F. 修理費(改造費)  120,750円
                <<オーバーホール修理>>

S. Accuphase C−220 の仕様(マニアルより)
A. 修理前の点検
A11. 外観 前から見る
A111. 外観 トレーを開け、前から見る
A12. 外観 前右から見る
A13. 外観 後から見る
A14. 外観 後左から見る
A15. 外観 上から見る
A21. 外観 下前から見る
A22. 外観 下前左から見る
A23. 外観 下後から見る
A24. 外観 下後右から見る
A25. 外観 下から見る
A31. 点検中 上蓋を取り、上から見。 シールドがある!
A32. 点検中 さらにシールドを取り、上から見る。
A41. 点検中 下蓋を取り、下から見。
A51. 点検中 交換するリレー、左=付いている物、右=交換する密閉型
A52. 点検中 入出力切り替え基板
          使用されていた同型の物は市場になく、電気的互換の製品に置き換える
A53. 点検中 入出力端子郡 キャンノンコネクターは未使用?
A54. 点検中 折角キャンノンコネクター仕様なので、下記の様なケーブルを使用したい
A61. 点検中 BufferAMP基盤の高価な貫通電解コンデンサー
A62. 点検中 R側・L側−AMP基盤の高価な貫通電解コンデンサー
A71. 点検中 電源プラグ、場所があるので、3Pインレットプラグに交換
A81. 点検中 基板を取り外し、上から見る。
A82. 点検中 基板を取り外し、下から見る。
A91. 点検中 殆ど手作りのシャーシやフレ−ム、右側。
A92. 点検中 殆ど手作りのシャーシやフレ−ム、左側。
T. 仮修理での測定
T1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定。
   下段中左 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)。
   上段左端 電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用。
   上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定。 左メータ=L出力、右メータ=R出力。
   上段中右 電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用。
   上段右端 オシロ=出力波形、上=R出力、下=L出力(実際にはRL電圧計の出力「Max1V」を観測)。
   下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定。 
   下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定。
T21. 出力電圧R=1V、L=0.5V。 歪み率L=0.75%、R=0.45% 測定レンジ=1%。 MM入力 400HZ。
T22. 出力電圧R=1V、L=0.7V。 歪み率L=0.5%、R=0.5% 測定レンジ=1%。 MM入力 1000HZ。
T31. 出力電圧R=1V、L=0.5V。 歪み率L=1%、R=0.6% 測定レンジ=1%。 MM入力 400HZ。
T32. 出力電圧R=1V、L=0.7V。 歪み率L=0.8%、R=0.8% 測定レンジ=1%。 MM入力 1000HZ。
C. 修理状況
C11. 修理前 定電圧基板
C12. 修理後 定電圧基板 電解コンデンサー9個、半固定VR1個交換
C13. 修理前  定電圧基板裏
C14. 修理(半田補正)後  定電圧基板裏  全ての半田をやり修す
C15. 余分なフラックスを落とした、定電圧基板裏 。 1連の作業の中で、1番時間の掛かる、退屈な作業。
C16. 完成定電圧基板裏  洗浄後
C21. 修理前 R側−AMP
C22. 修理後 R側−AMP基盤 電解コンデンサー4個、半固定VR2個、フイルムコンデンサー2個、リレー2個交換
                      電解コンデンサー2個、フイルムコンデンサー2個追加
C23. 修理中 L側−AMP基板、放熱シリコンが無い
C24. 修理後 L側−AMP基板
C25. 修理前 R側−AMP基盤裏
C26. 修理(半田補正)後 R側−AMP基盤裏  全ての半田をやり修す
C27. 余分なフラックスを落とした、R側−AMP基板裏 。 1連の作業の中で、1番時間の掛かる、退屈な作業。
C28. 完成R側−AMP基板裏  洗浄後+コーテング材を塗る。
C31. 修理前 L側−AMP基盤
C32. 修理後 L側−AMP基盤  電解コンデンサー4個、半固定VR2個、フイルムコンデンサー2個、リレー2個交換
                       電解コンデンサー2個、フイルムコンデンサー2個追加
C33. 修理中 L側−AMP基板、放熱シリコンが無い
C34. 修理後 L側−AMP基板、
C35. 修理前 L側−AMP基盤裏
C36. 修理(半田補正)後 L側−AMP基盤裏  全ての半田をやり修す
C37. 余分なフラックスを落とした、L側−AMP基板裏 。 1連の作業の中で、1番時間の掛かる、退屈な作業。
C38. 完成L側−AMP裏  洗浄後+コーテング材を塗る。
C41. 修理前 BufferAMP基盤
C42. 修理後 BufferAMP基盤 電解コンデンサー2個、半固定VR2個、フイルムコンデンサー2個交換
                      電解コンデンサー4個、フイルムコンデンサー2個追加 
C43. 修理前 BufferAMP基盤裏
C44. 修理(半田補正)後 BufferAMP基盤裏  全ての半田をやり修す
C45. 余分なフラックスを落とした、BuffeAMP基板裏 。 1連の作業の中で、1番時間の掛かる、退屈な作業。
C46. 完成BufferAMP裏  洗浄後+コーテング材を塗る。
C50. 修理中 入出力切り替え基板を取り出すのに、左右側板及び同飾り金具4本を、取り外さないと取れない、出來の悪さ!
C51. 修理中 入出力切り替え基板、リレー形状が異なる為、基板加工中。
C52. 修理後 入出力切り替え基板 電解コンデンサー1個、リレー2個交換
C53. 修理中  入出力切り替え基板裏、リレー形状が異なる為、基板銅箔加工中。
C531. 修理中 入出力切り替え基板裏 製作時の半田が、全く銅箔に付着していない!
C54. 修理(半田補正)後  入出力切り替え基板裏  全ての半田をやり修す
C55. 完成入出力切り替え基板裏  洗浄後+コーテング材を塗る。
C61. 修理前 電源基板
C62. 修理後 電源基板 電解コンデンサー交換
C63. 修理前  電源基板裏
C64. 修理(半田補正)後  電源基板裏  全ての半田をやり修す
C65. 完成電源基板裏  洗浄後+コーテング材を塗る。
C71. 修理前 フューズ基板
C73. 修理前  フューズ基板裏
C74. 修理(半田補正)後  フューズ基板裏  全ての半田をやり修す
C75. 完成フューズ基板裏  洗浄後+コーテング材を塗る。
C81. 修理前  入力抵抗切り替えSW基板裏
C82. 修理(半田補正)後  入力抵抗切り替えSW基板裏  全ての半田をやり修す
C83. 完成 入力抵抗切り替えSW基板裏  洗浄後+コーテング材を塗る。
C91. 修理前 電源プラグ
C92. 修理後 電源プラグ、場所があるので、3Pインレットプラグに交換
C93. 修理前 入出力端子郡
C94. 修理中 入出力端子郡、 取り付け穴を拡大する
C95. 修理後 入出力端子郡 DISC1 DISC2 の2入力端子をWBT−0201端子へ交換
CA1. 前パネルを取り、修理・清掃中。
CA2. パネル清掃
CA3. パネル裏 モールの接着材が劣化しているので、接着材を流し込む
CB1. バランスVR清掃の為分解した所
CB2. バランスVR清掃前
CB3. バランスVR清掃後
CD1. メインVR(左側)は分解出来ない為、接点復活剤で清掃
CD2. バランスVRへの配線、単線は熱で被服(透明)が切れるので、耐熱チューブ(緑色)を挿入する。
CE1. 交換部品
CE2. 交換部品、交換した半固定VR。
CF1. 修理前 上から
CF2. 修理後 上から
CF3. 修理前 下から
CF4. 修理後 下から
E. 調整・測定
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定。
   下段中左 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)。
   上段左端 電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用。
   上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定。 左メータ=L出力、右メータ=R出力。
   上段中右 電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用。
   上段右端 オシロ=出力波形、上=R出力、下=L出力(実際にはRL電圧計の出力「Max1V」を観測)。
   下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定。 
   下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定。
E21. 出力電圧14V 歪み率=0.02% 測定レンジ=0.1% 1000HZ
              未だ飽和していないので、過大入力には十分注意する
E22. 出力電圧14V 歪み率=0.02% 測定レンジ=0.1% 400HZ
              未だ飽和していないので、過大入力には十分注意する
E31. 出力電圧1V 歪み率=0.02% 測定レンジ=0.1% MC入力 1000HZ
E32. 出力電圧1V 歪み率=0.03% 測定レンジ=0.1% MC入力 400HZ
E41. 出力電圧1V 歪み率=0.01% 測定レンジ=0.1% MM入力 1000HZ 
E42. 出力電圧1V 歪み率=0.03% 測定レンジ=0.1% MM入力 400HZ
F.上位測定器による 調整・測定
F2. 入出力特性測定(MM入力)=PHONO−1
       MM入力 入力電圧=1mV一定入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F3. 入出力特性測定(HeadAMP−ON入力)=PHONO−1
       MC入力端子へ0.11mV入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
E5. 引き続き24時間エージング。 左は「MusicalFidelity A−1. 9台目」
S. Accuphase C−220 の仕様(カタログ・マニアルより)
型式 ディスク専用プリアンプ C-220
周波数特性 20Hz〜20kHz ±0.2dB
高調波歪率(20Hz〜20kHz、定格出力) 0.01%
定格入力/インピーダンス DISC1、2(Head amp off)=2.0mV/100Ω、30kΩ、47kΩ、100kΩ
DISC1、2(Head amp on)=0.1mV/100Ω
定格出力/インピーダンス Main output=2.0V/50Ω(Volume最大、定格入力)
Fixed output=150mV/200Ω
最小負荷インピーダンス Main output=5.0kΩ
Fixed output=10.0kΩ
S/N(入力ショート、
IHF-Aカーブ、定格入力時)
Head amp off=85dB
Head amp on=72dB
入力換算雑音
(入力ショート、IHF-Aカーブ)
Head amp off=-139dBV
Head amp on=-152dBV
最大入力(1kHz、歪率0.01%) Head amp off=400mVrms
Head amp on=20mVrms
最小入力レベル 10Vrms(20Hz〜20kHz、歪率0.01%)
ゲイン(DISC input→Main output) Head amp off=60dB
Head amp on=86dB
音量調整連動誤差 1dB以内
バランス調整(左右共に) 0、-0.5、-1.0、-1.5、-2.0、-3.0、-4.0、-5.0、-6.0、-7.0dB、-∞
使用半導体 トランジスタ=109個
FET=16個
ダイオード=34個
電源電圧 AC100V/117V/220V/240V(切換プラグ変更)、50Hz/60Hz
消費電力 65W
外形寸法 A型=幅482×高さ82×奥行345mm
B型=幅445×高さ82×奥行349mm
重量 10.7kg
価格 22万円 1977年6月発売
                            c220-72r
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