McIntosh C32 修理記録
平成15年7月5日到着  平成16年7月10日返却
  • A. 修理前の状況
     全く出力せず

  • B.原因
      出力AMPのリレー回路故障。

  • C.修理状況
      リレー交換。
      OP−AMP交換。
      電解コンデンサー交換。
      配線手直し、補強。
      経年劣化による各部ハンダ補正。
    問題は接点復活剤の多量使用により、リボンケーブル端子に緑青が出ている、強力な接点復活剤は注意して使用する
     
  • D.使用部品
      リレー                  個。
      OP−AMP              個。
      TR(トランジスタ−)         個。
      電解コンデンサ−          個。
      リボンケーブル物色中です。
  • E.調整・測定

  • F.修理費  155,000円   オーバーホール修理。
                         ユーザーの都合で返却。
  • S. McIntosh C32 仕様(マニアルより)
A. 修理前の状況
A1A. 修理前 上から、リボンケーブルは多数使用されている
A1B. 修理前 下から
A1C. 修理前 底板に残る接点復活剤の後
A2A. 修理前 リボンケーブルの絶縁が剥けている
A2B. 修理前 リボンケーブルを抜くと端子は緑青が出ている
A2C. 修理前 リボンケーブル内の銅泊はバラバラ
A2D. 修理前 リボンケーブルの受け端子も腐食
A2E. 修理前 他のリボンケーブルも同様
A1C. 修理前 基板に残る接点復活剤の後 銅箔の1部に黒く腐食の後が出てきている
A1C. 修理前 基板の絶縁ワニスも溶かし、銅箔がむき出しになっている
C. 修理状況
C1A. 修理前 電源基盤 電解コンデンサー交換
C2A. 修理前 入力端子基板 電解コンデンサー6個交換
S.McIntosh C32 仕様(マニアルより)
型式 ステレオプリアンプ C32
周波数特性 20Hz〜20kHz +0 -0.5dB
10Hz〜100kHz +0 -0.5dB(イコライザーOFF時)
歪率 0.05%以下(20Hz〜20kHz、定格出力時)
入力感度/インピーダンス Phono1、2:2mV/47kΩ(65pF)
AUX、Tuner、Tape1、2、3:250mV/50kΩ
ハム及びノイズ AUX、Tuner、Tape1、2、3:IHF 100dB、90dB(聴感補正無し)
Phono1、2:IHF 90dB、80dB(聴感補正無し)
出力レベル/インピーダンス Main出力:2.5V/5kΩ(定格入力時)
Tape出力:0.25V/5kΩ(定格入力時)
モニター、ヘッドホン及びライン出力 12W+12W(8Ω、20Hz〜20kHz、歪率0.1%)
5Vrms(600Ωライン、レベルコントロール付)
プログラムイコライザー 30Hz、150Hz、500Hz、1500Hz、10000Hz
各2オクターブ周波数帯域(12dBブースト及びカット)
LFフィルター フラット及び-12dB/oct.(50Hz以下)
HFフィルター フラット及び-12dB/oct.(7kHz以上)
電圧増幅
(dB、イコライザー及びフィルターは
フラット位置)
入力 Main Tape1、2、3 モニターアンプ
AUX、Tuner: 20dB 0dB 20dB
Tape1、2、3: 20dB 0dB 20dB
Phono1: 62dB 42dB 62dB
Phono2: 62dB 42dB 62dB
使用半導体 トランジスタ:67個、IC:35個、ダイオード:62個
FET:2個、シリコン整流器(SCR):1個
ACコンセント 自動ON/OFFコンセント(緑):2系統
スイッチ式コンセント(黒):4系統
電源 AC120V、50Hz/60Hz
消費電力 25W〜85W
外形寸法 本体:幅381x高さ127x奥行330.2mm(パンロック含む)
前面パネル:幅406.4x高さ138.1mm
重量 11.79kg(梱包時:16.33kg)
価格 価格不明(1970年代前半?)
                         C-32-b
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