HMA−9500mkU. 13台目 修理記録
<平成15年4月15日到着 5月28日完成> <2度目9月10日到着 11月12日完成>
注意 このAMPはアースラインが浮いています
    AMPのシャーシにSPの線(アース側)や入力のRCAプラグのアース側も接続してはいけません
    RL−SPのアース線も接続(共通)してもいけません

    又、DC(directconnection)入力が可能ですが、絶対に使用しないこと=ここ参照
A. 修理前の状況
  •  プロテクトは解除する(ユーザーが自力で修理)が、動作せず
     
B. 原因
  • フューズ入り抵抗の全部が断線、電解コンデンサー劣化
    モジュール焼損

C. 修理状況
  • SP接続リレー交換
    初段FET(電界効果トランジスター)交換
    RLバイアス/バランスVR交換
    モジュール修理

D. 使用部品
  • SP接続リレー交換                     2個
    初段FET                           2個
    バイアス/バランス半固定VR              6個
    フューズ入り抵抗                      31個
    モジュール修理                       2個

E. 調整・測定

F. 修理費   65,000円  通常修理=悪い所のみ修理。
        高域で発振気味なので電解コンデンサーはユーザーが修理する。

S. HITACHI Lo−D HMA−9500mkU の仕様(マニアルより)
  ユーザーがチューニングの失敗で2度目修理
2A. 修理前の状況
  •  L側出力でない
     
2B. 原因
  • モジュール焼損

C. 修理状況
  • 初段FET(電界効果トランジスター)交換
    TR(トランジスター)交換
    モジュール修理

2D. 使用部品
  • 初段FET                           1個
    TR(トランジスター)                     2個
    モジュール修理                       1個

2E. 調整・測定

2F. 修理費   50,000円  通常修理=悪い所のみ修理

2G. 改良した方が良い所

A. 修理前の状況
A−1. 下から見る 見かけは非常に綺麗 モジュールのVERは5の最新(交換したかも?)
C. 修理状況
C−1A. 修理前 Rドライブ基板 ユーザーがあちこちの抵抗をカットして修理に挑戦
C−1B. 修理後 Rドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR、SP接続リレー交換
           フューズ入り抵抗全部交換 モジュール修理
C−1C. 修理前 Rドライブ基板裏
C−1D. 修理後 Rドライブ基板裏
C−2A. 修理前 Lドライブ基板 ユーザーがあちこちの抵抗をカットして修理に挑戦
C−2B. 修理後 Lドライブ基板 初段FET、バランス/バイアス調整用半固定VR、SP接続リレー交換
           フューズ入り抵抗全部交換 モジュール修理
C−2C. 修理前 Lドライブ基板裏
C−2D. 修理後 Lドライブ基板裏
C−4A. 修理前 電源基盤
C−4B. 修理後 電源基盤 フューズ入り抵抗交換
C−8. 交換した部品 モジュール修理関係は除く
E. 調整・測定
E−1. 出力・歪み率測定・調整
E−2A. L側、31V=120W出力 0.03%歪み 1000HZ
E−2B. L側、31V=120W出力 0.03%歪み 400HZ
E−2C. R側、31V=120W出力 0.03%歪み 1000HZ
E−2D. R側、31V=120W出力 0.03%歪み 400HZ
E−3. 完成 下から見る
E−4.  24時間エージング
2A. 修理前の状況
2A−1. 出力・歪み率測定 ユーザーの入力端子がRL異なっていた為、RL逆になってしまった
                  LSP出力=6.5V=5.2W  歪み率=5%
2A2. 修理前 ユーザーが交換したSP端子
2A22. 修理前 ユーザーが交換したSP端子
2A−3. 修理前 異なるフューズ 何回かミスで飛ばした証拠 1番左が本来のフューズ
           安全の為のフューズであり、これを飛ばすとTR(トランジスター)・FETはストレスを受ける
2C. 修理状況
2C−1A. 修理前 下から見る
2C−2A. 修理前 Rドライブ基板
2C−3A. 修理前 Lドライブ基板
2C−4A. 修理前 電源基板
2G. 改良した方が良い所
2G−1. 足が弱い
2G−2. 電解コンデンサーの足に負担がかかる
2G−3. 底板と電解コンデンサーの頭に空きが無い
2E. 調整・測定
2E−1. 出力・歪み率測定・調整
2E−2A. L側、31V=120W出力 0.03%歪み 1000HZ
2E−2B. L側、31V=120W出力 0.02%歪み 400HZ
2E−2C. R側、31V=120W出力 0.02%歪み 1000HZ
2E−2D. R側、31V=120W出力 0.02%歪み 400HZ
                        9500mkcz
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