Mark Levinson No.29L 修理記録
 2018/5/24到着  5/26完成
A. 修理前の状況
  • SP接続端子交換と測定依頼。
    SPケーブル端子付け依頼。

T. 測定

C. 修理状況

D.使用部品
  • SP接続端子                   2組4個、支給品。
    SPケーブル                    2本、支給品。


E. 調整・測定

F.修理費              35,000円。 通常修理。
                               特別にHP製作。


Y. ユーザー宅の設置状況

S. Mark Levinson No.29L の仕様(マニアル・カタログより)


A. 修理前の状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
A11. 点検中 前から見る
A12. 点検中 前右から見る
A13. 点検中 後から見る
A14. 点検中 後左から見る
A15. 点検中 上から見る
A16. 点検中 上蓋を取り、上から見る。
A21. 点検中 下前から見る
A22. 点検中 下前左から見る
A23. 点検中 下後から見る
A24. 点検中 下後右から見る
A31. 点検中 下から見る。
T. 測定。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
T0. 出力・歪み率測定
    「見方」。
   上段中 右側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   上段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS8202(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段中 左側SP出力を「Audio Analyzer Panasonic VP−7723B」により測定。
         表示LED、 左端=メモリーNo、 中左=周波数測定、 中右=出力電圧測定、 右端=歪み率測定。
   下段右端 VP−7723Bの基本波除去出力を「owon SDS6062(200MHZ)」で「FFT分析」表示。
   下段左端 オーディオ発振器 VP−7201A より50Hz〜100kHzの信号を出し(歪み率=約0.003%)、ATT+分配器を通し、AMPに入力。
          よって、ダイアル設定出力レベルより低くなります。測定機器の仕様や整備の様子はこちら、「VP−7723B」「VP−7201A」。 FFT画面の見方はこちら。
T1. 50Hz入力、R側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00722%歪み。
              L側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00704%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
T2. 100Hz入力、R側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00700%歪み。
               L側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00701%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=250Hz、右=1kHz。
T3. 500Hz入力、R側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00743歪み。
               L側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00780%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T4. 1kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00728%歪み。
              L側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00774%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=2.5kHz、右=10kHz。
T5. 5kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00634%歪み。
             L側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00728%歪み。
             「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T6. 10kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W出力、 0.00964%歪み。
               L側SP出力電圧20V=50W出力、 0.01039%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=25kHz、右=100kHz。
T7. 50kHz入力、R側SP出力電圧20V=50W出力、 0.0162%歪み。
               L側SP出力電圧20V=50W出力、 0.0151%歪み。
              「FFT分析」のオシロのカーソル周波数、左=500kHz、右=1MkHz。
T8. フルパワーなので、24V高速フアンが全回転でクーリング。
C. 修理状況。 画像をクリックすると、大きく(横幅2050ドット)表示されます。
C1. 修理前 SP接続端子
C2. 修理中 端子渡線作。 圧着後、念の為半田を流込む。 左=半田を流込後。 右=圧着後。
C3. 修理中 端子渡線作。 更にチューブで固定。
C4. 修理(交換)後 SP接続端子裏配線。
C5. 修理(交換)後 SP接続端子
C11. 修理前  SPケーブル。
C12. 修理前  支給SP接続端子。
C13. 修理前  AMP接続側。
C14. 修理(交換)後  AMP接続側。
C15. 修理前 SP接続側、長さがバラバラ。
C16. 修理中 SP接続側、撚りは鬼撚りとする。
C17. 修理中 SP接続側、純正圧着器使用。
C18. 完成SP接続側。
C19. 完成  SPケーブル。
C20. 交換部品
C31. 修理前 上から見る
C32. 修理後 上から見る
Y. ユーザー宅の設置状況
Y1. 設置状況
S. Mark Levinson No.29L の仕様(マニアル・カタログより)
型式 ステレオパワーアンプ No.29L
回路 デュアルモノラル構成
定格出力 175W+175W(2Ω)
100W+100W(4Ω)
50W+50W(8Ω)
ブリッジ接続出力 200W(8Ω)
周波数特性 4Hz〜122kHz(−3dB)
入力インピーダンス 50kΩ
入力感度 1V(定格出力)
入力端子 XLRバランス1系統・レモコネクタ1系統
利得 26dB
電源 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 100W(アイドリング時)
200W(8Ω、定格出力時)
外形寸法 幅483x高さ175x奥行370mm
重量 19kg
価格 ¥595,000(1990年発売)/生産完了時期1995年
                      29l-10
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