LUXMAN M−06α 修理記録
平成21年4月11日到着   平成22年4月3日完成
A. 修理前の状況

  • オーバホール修理依頼

C. 修理状況
  • ブロックコンを除く電解コンデンサー交換。
    フイルムコンデンサー1部交換。
    配線手直し、補強。
    SP接続リレー交換。
    半固定VR交換。
    WBT RCA端子に交換。
    3Pインレットに交換。
    RCA端子交換。

D. 使用部品
  • 電解コンデンサー               52個。
    フイルムコンデンサー            8個。
    半固定VR                   8個。
    SP接続リレー                 3個。
    WBT RCA端子 WBT−0201      1組(定価で工賃込み)。
    3Pインレット                    1個 FURUTECH製FURUTECH FI-10(R) ロジウムメッキ。
    RCA端子                     2個。


E. 調整・測定

F. 修理費   119,800円    オーバーホール修理

S. LUXMAN M06α の仕様(マニアル・カタログより)
A. 修理前の状況
A11. 点検中 前上から見る
A12. 点検中 前右上から見る
A13. 点検中 後上から見る
A14. 点検中 後左上から見る
A15. 点検中 上から見る
A21. 点検中 下から見る
A22. 点検中 下前から見る
A23. 点検中 下右前から見る
A24. 点検中 下後から見る
A25. 点検中 下左後から見る
A31. 点検中 上ケース裏側、シールドの為、銅箔テープが張られている
A32. 点検中 下ケース裏側、シールドの為、銅箔テープが張られている
A33. 点検中 前面パネル裏側、シールドの為、銅箔テープが張られている
A34. 点検中 前面パネル裏側、防錆、腐食防止の為、銅箔テープにCRCを軽く吹き付けて置く。
A41. 点検中 前パネル・上・下ケースを取り上から見る
A42. 点検中 前パネル・上・下ケースを取り下から見る
A43. 点検中 前パネル・上・下ケースを取り前から見る
A44. 点検中 前パネル・上・下ケースを取り前左上から見る
A45. 点検中 前パネル・上・下ケースを取り後から見る
A46. 点検中 前パネル・上・下ケースを取り後右上から見る
A51. 点検中 前パネル・上・下ケースを取り前下から見る
A52. 点検中 前パネル・上・下ケースを取り前左下から見る
A53. 点検中 前パネル・上・下ケースを取り後下から見る
A54. 点検中 前パネル・上・下ケースを取り前右下から見る
A61. 点検中 SP接続端子裏側
A62. 点検中 電源電解コンデンサーの頭が銅箔テープでシールドされている
C.修理状況
C10. 修理中 後パネルを取り外し、修理中。
C101. 修理中 後パネル裏の銅箔。
C11. 修理前 Input P.C.Board
C12. 修理後 Input P.C.Board、電解コンデンサー3個交換
C13. 修理前 Input P.C.Board裏
C14. 修理(ハンダ補正)後 Input P.C.Board裏、電解コンデンサー2個交換
C15. 完成Input P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C21. 修理前 ATT−R P.C.Board裏
C211. 修理中 ATT−R P.C.Board裏、半田不良予備軍。
C212. 修理中 ATT−R P.C.Board裏、半田不良予備軍2。
C22. 修理(ハンダ補正)後 ATT−R P.C.Board裏
C23. 完成ATT−R P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C241. 修理前 Dimmer SW.P.C.Board裏
C242. 修理(ハンダ補正)後 Dimmer SW.P.C.Board裏
C243. 完成Dimmer SW.P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C251. 修理前 Impedance SW.P.C.Board裏
C252. 修理(ハンダ補正)後 Impedance SW.P.C.Board裏
C253. 完成Impedance SW.P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C261. 修理前 S-Time SW.P.C.Board裏
C262. 修理(ハンダ補正)後 S-Time SW.P.C.Board裏
C263. 完成S-Time SW.P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C31. 修理前 BTL−A P.C.Board
C32. 修理前 BTL−A P.C.Board裏
C33. 修理(ハンダ補正)後 BTL−A P.C.Board裏
C34. 完成BTL−A P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C35. 修理前 BTL−B P.C.Board
C36. 修理後 BTL−B P.C.Board、電解コンデンサー2個交換
C37. 修理前 BTL−B P.C.Board裏
C38. 修理(ハンダ補正)後 BTL−B P.C.Board裏
                   写真紛失
C39. 完成BTL−B P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C40. 修理中 前パネルを外し、前シャーシを倒して修理中。
C401. 修理中 前シャーシに張られた、銅箔。
C41. 修理前 Panel DISP P.C.Board
C42. 修理後 Panel DISP P.C.Board、半固定VR4個、電解コンデンサー8個交換
C43. 修理前 Panel DISP P.C.Board裏
C44. 修理(ハンダ補正)後 Panel DISP P.C.Board裏
C45. 完成Panel DISP P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C51. 修理前 PowerSupply P.C.Board
C52. 修理後 PowerSupply P.C.Board、リレー1個、電解コンデンサー5個交換。
C521. 修理前 PowerSupply P.C.Board、ラッピング
C522. 修理後 PowerSupply P.C.Board、ラッピング、半田を流し込む
           写真紛失
C53. 修理前 PowerSupply P.C.Board裏
C531. 修理前 PowerSupply P.C.Board裏、半田不良予備軍
C532. 修理前 PowerSupply P.C.Board裏、半田不良予備軍2
C533. 修理前 PowerSupply P.C.Board裏、半田が隣の銅箔に着いている!
C534. 修理前 PowerSupply P.C.Board裏、銅箔のレジストを取り、半田面積を広げる。
C54. 修理(ハンダ補正)後 PowerSupply P.C.Board裏、フイルムコンデンサー2個追加。
C55. 完成PowerSupply P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C61. 修理前 ServoRegulater P.C.Board
C62. 修理後 ServoRegulater P.C.Board、電解コンデンサー8個交換。
C63. 修理前 ServoRegulater P.C.Board裏
C631. 修理前 ServoRegulater P.C.Board裏、半田不良予備軍
C632. 修理前 ServoRegulater P.C.Board裏、半田不良予備軍2
C633. 修理前 ServoRegulater P.C.Board裏、半田不良予備軍3
C634. 修理中 ServoRegulater P.C.Board裏、銅箔のレジストを取り、半田面積を広げる。
C635. 修理中 ServoRegulater P.C.Board裏、さらに鈴メッキ線で補強。
C64. 修理(ハンダ補正)後 ServoRegulater P.C.Board裏
C65. 完成ServoRegulater P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C71. 修理前 Accessory P.C.Board
C72. 修理後 Accessory P.C.Board、リレー2個、電解コンデンサー6個交換。
C73. 修理前 Accessory P.C.Board裏
C74. 修理(ハンダ補正)後 Accessory P.C.Board裏
C75. 完成Accessory P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C81. 修理前 DriveRegular P.C.Board
C82. 修理後 DriveRegular P.C.Board、電解コンデンサー2個交換。
C83. 修理前 DriveRegular P.C.Board裏
C831. 修理前 DriveRegular P.C.Board裏、半田不良予備軍
C832. 修理前 DriveRegular P.C.Board裏、半田不良予備軍2
C833. 修理前 DriveRegular P.C.Board裏、半田不良予備軍3
C834. 修理前 DriveRegular P.C.Board裏、半田不良予備軍4
C835. 修理中 DriveRegular P.C.Board裏、銅箔のレジストを取り、半田面積を広げる。
C84. 修理(ハンダ補正)後 DriveRegular P.C.Board裏、フイルムコンデンサー2個追加。
C85. 完成DriveRegular P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
C91. 修理前 Pre−Drive−R P.C.Board
C92. 修理後 Pre−Drive−R P.C.Board、半固定VR1個、電解コンデンサー6個交換。
C93. 修理前 Pre−Drive−R P.C.Board裏
C931. 修理前 Pre−Drive−R P.C.Board裏、半田玉が取り残されている!
C932. 修理前 Pre−Drive−R P.C.Board裏、銅箔のレジストを取り、半田面積を広げる。
C94. 修理(ハンダ補正)後 Pre−Drive−R P.C.Board裏、フイルムコンデンサー2個追加。
C95. 完成Pre−Drive−R P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
CA1. 修理前 Pre−Drive−L P.C.Board
CA2. 修理後 Pre−Drive−L P.C.Board、半固定VR1個、電解コンデンサー6個交換。
CA3. 修理前 Pre−Drive−L P.C.Board裏
CA31. 修理前 Pre−Drive−L P.C.Board裏、半田不良予備軍
CA32. 修理前 Pre−Drive−L P.C.Board裏、半田不良予備軍2
CA33. 修理前 Pre−Drive−L P.C.Board裏、半田不良予備軍3
CA34. 修理前 Pre−Drive−L P.C.Board裏、半田不良予備軍4
CA35. 修理前 Pre−Drive−L P.C.Board裏、銅箔のレジストを取り、半田面積を広げる。
CA6. 修理(ハンダ補正)後 Pre−Drive−L P.C.Board裏、フイルムコンデンサー2個追加。
CA7. 完成Pre−Drive−L P.C.Board裏、余分なフラックスを落として、コート液を塗る
CB1. 修理中 終段ユニット、R側から見る。
CB2. 修理前 終段TR(トランジスター)基板、R側。
CB3. 修理後 終段TR(トランジスター)基板、R側。
CB4. 修理前 ドライブ基板、R側。
CB5. 修理後 ドライブ基板、R側、半固定VR1個、電解コンデンサー2個交換。
CB6. 修理前 ドライブ基板裏、R側。
CB61. 修理中 ドライブ基板裏、R側。半田不良予備軍。
CB62. 修理中 ドライブ基板裏、R側。半田不良予備軍2。
CB63. 修理中 ドライブ基板裏、R側。半田不良予備軍3。
CB64. 修理中 ドライブ基板裏、R側。半田不良予備軍4。
CB6. 修理(ハンダ補正)後 ドライブ基板裏、R側。
CB7. 完成ドライブ基板裏、R側、余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
CC1. 修理中 終段ユニット、L側から見る。
CC2. 修理前 終段TR(トランジスター)基板、L側。
CC3. 修理後 終段TR(トランジスター)基板、L側。
CC4. 修理前 ドライブ基板、L側。
CC5. 修理後 ドライブ基板、L側、半固定VR1個、電解コンデンサー2個交換。
CC6. 修理前 ドライブ基板裏、L側。
CC61. 修理中 ドライブ基板裏、L側。半田不良予備軍。
CC62. 修理中 ドライブ基板裏、L側。半田不良予備軍2。
CC63. 修理中 ドライブ基板裏、L側。半田不良予備軍3。
CC64. 修理中 ドライブ基板裏、L側。半田不良予備軍4。
CC6. 修理(ハンダ補正)後 ドライブ基板裏、L側。
CC7. 完成ドライブ基板裏、L側、余分なフラックスを落として、コート液を塗る。
CD11. パネル清掃中。
CD21. 修理前 電源コード取り付け部。
CD22. 修理中 コードを取り去り穴開け加工。
CD23. 修理後 3Pインレットソケット取り付け。
CD31. 修理前 RCA端子
C62. 修理後 RCA端子 WBT RCA端子 WBT−0201に交換
CE. 交換部品
CF1. 修理前 上から
CF2. 修理後 上から
CF3. 修理前 下から
CF4. 修理後 下から
E. 測定・調整
E1. 出力・歪み率測定・調整
    「見方」。
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定。
   下段中央 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル表示)。
   上段左端 交流電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用。
   上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力。
   上段中右 交流電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用。
   上段右端 オシロ=出力波形表示、 赤表示=R出力、黄色表示=L出力。(実際にはRL交流電圧計の出力「Max1V」を観測)。
   下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定。
   下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定。
E21. R側SP出力21V=55W 歪率=0.05% AUX入力 1000HZ
E22. L側SP出力21V=55W 歪率=0.04% AUX入力 1000HZ
E31. R側SP出力21V=55W 歪率=0.05% AUX入力 400HZ
E32. L側SP出力21V=55W 歪率=0.04% AUX入力 400HZ
E4. その時のVUメータ
E5. 24時間エージング中、綺麗なお尻で帰ります。
S. LUXMAN M06α の仕様(マニアル・カタログより) 
型式 ステレオパワーアンプ M06α
連続実効出力 stereo= 55W+55W(8Ω、20Hz〜20kHz、A級両ch同時動作)
mono= 220W(8Ω、20Hz〜20kHz、バランス入力)
入力感度 stereo=Coaxial:50kΩ、Balance:100kΩ
mono= Balance:100kΩ
入力レベル調整 50kΩ固定抵抗切換式12ポイントアッテネーター(Coaxial)
全高調波歪率 stereo= 0.008%以下(8Ω、両ch同時動作)
mono= 0.008%以下(8Ω)
混変調歪率(8Ω、60Hz:7kHz=4:1) stereo= 0.008%以下
mono= 0.008%以下
周波数特性 5Hz〜300kHz、+0 -3dB
SN比(IHF-A) 110dB
ダンピングファクター 10(8Ω、50Hz)0
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 300W
外形寸法 約幅444mm×高さ211mm×奥行417mm
重量 約22kg
       Copyright(C) 2012 Amp Repair Studio All right reserved.            m06a-49
ここに掲載された写真は、修理依頼者の機器を撮影した者です、その肖像権・版権・著作権等は、放棄しておりません。  写真・記事を無断で商用利用・転載等することを、禁じます。