Marantz 7B 修理記録
同時修理「marantz 8B」はこちら   平成20年3月10日持込  平成21年6月20日完成
A. 修理前の状況
  • 20年ぶりに 物置から出してみました。
    ステレオに詳しい友人にテスターで チェックしてもらったのですが、案の定コンデンサーや真空管は 交換した方がいいだろうとのことでした。

T. 修理前点検測定

B. 原因
  • 経年変化による劣化

C. 修理状況
  • 電解コンデンサー交換
    配線手直し、補強


U. TubeTester Hickok TV−2B/Uによる付属真空管測定
D. 使用部品
  • 電解コンデンサー           9個


E. 調整・測定

F. 上位測定器による 調整・測定

G. 修理費      40,000円     通常修理、 真空管別途。
                          3台目からの、お馴染みさん価格。


S. Marantz 7B. の仕様(カタログ・マニアルより)
A. 修理前の状況
A11. 点検中 前上から見る、非常に綺麗!
A12. 点検中 前から見る
A13. 点検中 後から見る
A2. 点検中 上から見る、多くのフイルムコンデンサーが交換して有る
A3. 点検中 下から見る
A4. 点検中 入出力RCA端子郡、余り丈夫では無いので、太いケーブル取り付けには注意
A5. 点検中 輸送の衝撃か! トランスの取り付け部が膨らんでいる(アルミシャシの為弱い)
A6. 点検中 押さえのスボンジが経年変化で「ベトベト」になっている、放置するとアルミを腐食するので除去する
A7. 点検中 長い間通電していない「トランスの高圧巻き線」は湿気を含み、絶縁力が落ちているので、
       巻線に直流を流し、銅損の熱で乾燥させる。巻き線の電流を考慮し、長時間通電する(10〜20時間連続)
T. 修理前点検測定
T1. 出力・歪み率測定
    <見方>
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定
   下段中左 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)   下段中右上=周波数計
   上段左端 電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用
   上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
   上段中右 電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用
   上段右端 オシロ=出力波形 上=R出力、下=L出力(実際にはRL電圧計の出力「Max1V」を観測)
   下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定 下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定
T21. 出力電圧1V 歪み率=0.6% 測定レンジ=1% AUX入力 1000HZ
T22. 出力電圧1V 歪み率=0.5% 測定レンジ=1% AUX入力 400HZ
T23. 出力電圧1V 歪み率=3% 測定レンジ=3% MM入力 1000HZ
T24. 出力電圧1V 歪み率=3% 測定レンジ=3% MM入力 400HZ
C. 修理状況 C1.修理前 真空管シールド錆落とし、錆止め。
C2.修理後 真空管シールド台錆落とし、錆止め。
C31. 修理前 輸送の衝撃か! トランスの取り付け部が膨らんでいる(アルミシャシの為弱い)
C32. 点検中 修理後. トランスの取り付け部。
C41.交換部品 
C42.交換部品. 付属ECC83「 V1〜V3」は手持ちと交換して測定。 
C5. 修理前 上から
C6. 修理後 上から
C7. 修理前 下から
C8. 修理前 下から
U. TubeTester Hickok TV−2B/Uによる付属真空管測定
U1.  右のデジタルオシロはデモで拝借、YOKOGAWA DLM2024
U11. 付属ECC83「 V1」ユニット1測定。 Gm=1450μmho。
        Dレンジ=1500μmhoレンジでの測定、「Ep=225V、Eg1=−2V」。
        真空管ハンドブック(規格表)の、
        ECC83(12AX7)相互コンダクタンス=1600μmho「Ep=250V、Ip=1.2mA、Eg1=−2V」
1960/1962/1964/1966ナショナル真空管ハンドブック、1995オーディオ用真空管マニアル、60/62/69東芝電子管ハンドブック、1962日立電子管ハンドブック、1965/1971全日本真空管マニュアル、RC15/19/26/27/28/29/30 Receiving Tube Manual、1966/実用真空管ハンドブック、1995世界の真空管カタログより。
U12. 付属ECC83「 V1」ユニット2測定。 Gm=1450μmho
U13. 付属ECC83「 V1」測定の入出力波形。 赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧
U21. 付属ECC83「 V2」ユニット1測定。 Gm=1500μmho。
        Dレンジ=1500μmhoレンジでの測定、「Ep=225V、Eg1=−2V」。
U22. 付属ECC83「 V2」ユニット2測定。 Gm=1400μmho。
U23. 付属ECC83「 V2」測定の入出力波形。 赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧
U31. 付属ECC83「 V3」ユニット1測定。 Gm=1400μmho。
        Dレンジ=1500μmhoレンジでの測定、「Ep=225V、Eg1=−2V」。
U32. 付属ECC83「 V3」ユニット2測定。 Gm=1450μmho。
U33. 付属ECC83「 V3」測定の入出力波形。 赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧
U41. 付属ECC83「 V4」ユニット1測定。 Gm=1400μmho。
        Dレンジ=1500μmhoレンジでの測定、「Ep=225V、Eg1=−2V」。
U42. 付属ECC83「 V4」ユニット2測定。 Gm=1400μmho
U43. 付属ECC83「 V4」測定の入出力波形。 赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧
U51. 付属ECC83「 V5」ユニット1測定。 Gm=1360μmho。
        Dレンジ=1500μmhoレンジでの測定、「Ep=225V、Eg1=−2V」。
U52. 付属ECC83「 V5」ユニット2測定。 Gm=1450μmho
U53. 付属ECC83「 V5」測定の入出力波形。 赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧
U61. 付属ECC83「 V6」ユニット1測定。 Gm=1500μmho。
        Dレンジ=1500μmhoレンジでの測定、「Ep=225V、Eg1=−2V」。
U62. 付属ECC83「 V6」ユニット2測定。 Gm=1500μmho
U63. 付属ECC83「 V6」測定の入出力波形。 赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧
U71. 付属ECC83「 V6」ユニット1測定。 Gm=1520μmho。
        Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=225V、Eg1=−2V」。
U72. 付属ECC83「 V6」ユニット1測定。 Gm=1520μmho。
        Cレンジ=3000μmhoレンジでの測定、「Ep=225V、Eg1=−2V」。
U73. 付属ECC83「 V6」測定の入出力波形。 赤色=グリッド電圧、黄色=プレート電圧
E. 調整・測定
E1. 出力・歪み率測定。
    <見方>
   下段左端 オーディオ発振器より400HZ・1KHZの信号を出し(歪み率=約0.003%)これをAMPに入力し、出力を測定
   下段中左 オシロ=入力波形(オーディオ発振器のTTLレベル)
   上段左端 電圧計=L側出力電圧測定、黒針のみ使用
   上段中左 歪み率計=出力の歪み率測定 左メータ=L出力、右メータ=R出力
   上段中右 電圧計=R側出力電圧測定、赤針のみ使用
   上段右端 オシロ=出力波形 上=R出力、下=L出力(実際にはRL電圧計の出力「Max1V」を観測)
   下段中右上 デジタル電圧計=R出力電圧測定 下段中右下 デジタル電圧計=L出力電圧測定
E11. 出力電圧1V 歪み率=0.02%(測定レンジ=0.1%) AUX入力 1000HZ
E12. 出力電圧1V 歪み率=0.02%(測定レンジ=0.1%) AUX入力 400HZ
E21. 出力電圧1V 歪み率=0.02%(測定レンジ=0.1%) MM入力 1000HZ 
E22. 出力電圧1V 歪み率=0.05%(測定レンジ=0.1%) MM入力 400HZ
E31. 出力電圧1V 歪み率=0.02%(測定レンジ=0.1%) MIC入力 1000HZ
E32. 出力電圧1V 歪み率=0.04%(測定レンジ=0.1%) MIC入力 400HZ
E41. 出力電圧10V 歪み率=0.9%(測定レンジ=1%) AUX力 1000HZ。 右側は真空管が元気なので、この直ぐ上で飽和する。
E42. 出力電圧5V 歪み率=0.9%(測定レンジ=1%) AUX入力 400HZ。 右側は真空管が元気なので、この直ぐ上で飽和する。
F. 上位測定器による 調整・測定
F1. 下のオーディオアナライザーで自動測定。
F11. 入出力特性測定(AUX入力)
      AUX入力端子へ100mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力。
      左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F12. 歪み率特性測定(AUX入力)。
        AUX入力端子へ100mV一定入力 VRはmax  左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F13. 入出力特性測定(AUX入力) BASS & TREBLE 最大。
        AUX入力端子へ50mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力。
         左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F14. 入出力特性測定(AUX入力) BASS & TREBLE 最小。
        AUX入力端子へ50mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力。
        左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F15. 入出力特性測定(AUX入力) LowFilter50HZ & HighFilter9KHZ ON。
        AUX入力端子へ50mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力。
         左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F16. 入出力特性測定(AUX入力) LowFilter100HZ & HighFilter5KHZ ON。
        AUX入力端子へ50mV一定入力 VRはmax 平均で1V出力。
        左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F21. 入出力特性測定(MM入力)=PHONO。
      MM入力 入力電圧=1mV一定入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F22. 入出力特性測定(MM入力)=PHONO+Old78Equalizer。
     MC入力端子へ0.11mV入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
F31. 入出力特性測定(MIC入力)=MICR。
     MC入力端子へ0.11mV入力 VRはmax   左出力=薄(細い)色 右出力=濃い(太い)色
E5. 引き続き24時間エージング
S. Marantz 7B. の仕様(カタログ・マニアルより)
型式 管球式コントロールアンプ Model 7
定格出力/最大出力(1kHz) Pre out=2V/15V
周波数特性 FM・AM、FM(Multiplex)、TV、Auxiliary、Tape-play=20Hz〜40kHz ±1dB
RIAA偏差 20Hz〜20kHz ±1dB
入力感度/インピーダンス Microphone=1.4mV/1MΩ
Phono1、2=1.2mV/47kΩ
Tape-Head=2.5mV/1MΩ
FM・AM、FM(Multiplex)、TV、Auxiliary、Tape-play=140mV/330kΩ
最大許容入力(1kHz) Microphone=140mV
Phono1、2=140mV
Tape-Head=300mV
電源電圧 AC100V、50Hz/60Hz
消費電力 35W(電気用品取締法)
外形寸法 幅391×高さ155×奥行261mm
重量 5.0kg
別売 専用ウッドケース、 WC-7=\25,000
外形寸法 幅452×高さ171×奥行260mm
重量 2.0kg
価格 1958年〜1965年 \150,000〜\160,000。
レプリカ \360,000、1995年発売
                         7b-1p
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